「構想」を標題にした新刊本の情報
当学会第I期のとき、日本人は構想という概念・ことばが大好き。その証左は日本の出版市場をご覧あれ、と指摘した人がいました。それは現在もそのとおりのようです。ここでは2025年に入ってから出版された新刊本のタイトルと著者(編者)を紹介します。
4月刊
■ 『構想なき革命 - 毛沢東と文化大革命の起源』
高橋伸夫【著】¥9,350 慶應義塾大学法学研究会
■ 『体育教育の構想とカリキュラム - 体育教育の存立根拠を問う』
森敏生【著】¥2,640 創文企画
3月刊
■ 『誰でもすぐ入居できる国営老人村構想 - 自由死の権利と国によるその権利の保障を考える (新装改訂版)』
杉本尚司【著】¥880 風詠社
2月刊
■ 『ヘルベルト・マルクーゼ - オートメーション・ユートピアの構想と展開』
馬渡玲欧【著】¥4,620 ナカニシヤ出版
■ 『はじまりのアートマネジメント - 芸術経営の現場力を学び、未来を構想する 文化とまちづくり叢書 (新訂版)』
松本茂章【編】¥2,970 水曜社
■ 『学校改革としてのイエナ・プラン - ペーター・ペーターゼンの自律的教育科学の構想を訪ね』
安藤和久【著】¥6,930 春風社
■ 『ケアの倫理と平和の構想 - 戦争に抗する』
岡野八代【著】¥1,650 岩波書店
■ 『日本の新構想 - 生成AI時代を生き抜く6つの英智』
磯田道史・島田雅彦・神保哲生・中島岳志・西川 伸一・波頭亮【著】¥1,100 小学館
■ 『ステーション授業構想で育てる!教科横断型の学級経営』
赤坂真二・水流卓哉【著】¥2,200 明治図書出版
1月刊
■ 『検証 空母戦 - 日米英海軍の空母運用構想の発展と戦闘記録』
Celander,L.【著】川村 幸城【訳】¥3,960 中央公論新社